日本を代表する天才画家「河鍋暁斎」の作品の中から、
「あくびをする骸骨」を、ガラス工芸の切子ガラスなどに
使用される高級素材・色被せガラスに、サンドブラストの技法で、
ロックグラスに表現しました。
河鍋暁斎といえば、その奇想天外な絵画で知られる江戸時代の日本画家です。
骸骨や蛙などのモチーフもありますが、中でも多くの名作を残しているのが
鴉を描いた、数々の作品です。
その中から、冬の枯れ木に留った鴉を描いた「枯木寒鴉図」を珍しい黒の
被せガラスに彫りました。
一見するとシンプルな構図です。
枯れ木にカラスが止まっているだけの静かな風景ですが、そこには暁斎の
深い技量と豊かな表現が凝縮されています。
枯れ木と鴉は、冬の到来を象徴するモチーフです。
この作品からは、冬の寂寥感や静けさ、そして鴉の力強い生命力を感じる
ことができます。
・元のガラスのまま残した部分と、スリガラス状にした部分をつくり、
墨の濃淡を表現しました。
豊富な経験と高い技術力による、サンドブラストによるガラス彫刻
ならでは表現です。
・鴉の裏側には葉が落ちた冬の森を彫り、多くの鴉が留まり、飛ぶ様
子を表現しています。
ロックグラス
サイズ 上部直径約90mm 高さ約95mm
仕様 国産 手作り硝子
黒色 色被せ 吹きガラス
サンドブラスト彫刻加工
本商品は、手作り商品です。
製品の特性上、形・容量・重さが異なったり、気泡や筋などが
入る場合がありますが、品質や強度には問題がありません。
初めてご使用の際は、食器用洗剤でよく洗ってからご使用ください。
*電子レンジ・食器洗浄機・キズの付きやすいスポンジ等 使用不可