蕨硝子　河鍋暁斎シリーズ　　骸骨の宴会　ロックグラス　瑠璃色

河鍋暁斎といえば、その奇想天外な絵画で知られる江戸時代の日本画家です。
作品の中でも特にユニークなのが、骸骨をテーマにした一連の作品群です。
「骸骨の宴会」は骸骨たちが宴会を開き、酒を飲んだり、踊ったり、三味線を
演奏したりと、普通の人間のように楽しんでいる様子が、描かれています。

骸骨と言うと、一見不気味な題材でありながら、見る人を惹きつける独特の魅力
があります。
骸骨たちが、死後も現世ように宴会をを満喫しているという設定は、死に対する
従来の考え方とは大きく異なり、死を恐れるのではなく、ユーモアを交えて捉え
ることで、河鍋暁斎は、人々に生きる喜びを改めて感じさせることを意図してい
たのかもしれません。